DNA鑑定は、親子鑑定や犯罪捜査、医療診断に使われるばかりではありません。パートナー探しにもDNAが使われるようになっています。

男女の間で恋愛感情が生じるメカニズムにもDNAが機能しているとされています。異性に魅力を感じるときには、「自分が持っていない免疫メカニズムを持っている相手に惹かれる」という説があります。これは免疫系のHLA(ヒト白血球抗原)遺伝子が異なる相手に魅力を感じる傾向があるというものです。(HLA型は体臭の種類を決めるともされていて、自分と違う体臭の異性に魅力を感じるともいわれています。)

この遺伝子が異なる異性と出会う方法を提供するサービスが出現しています。

代表は「ScientificMatch.com」です。口腔粘膜を採取して送ると、HLA遺伝子から「遺伝子的に適した」相手を紹介してくれるサービスです(趣味や性格など、従来のプロフィールのマッチングもしています)。

遺伝子的に適したカップルは、セックスの相性も良いという説もあります。そのため、浮気の発生率も低く、愛情が長く続き、より健康な子供にも恵まれる可能性が高いと企業は謳っています(真偽は不明)。

HLA型ばかりが異性に惹かれるメカニズムではなく、他にも複雑で、多様な仕組みが動いています。そのため、遺伝子的に適していても、個性や身体的外見が受け入れられないことも想像できます。

ただし、今後、人との関係構築にDNAが使われることが普通になる時代は遠くないようです。

終末期ケアの資格