社会調査は、第一次資料としてのデータを収集するだけでなく、もともとこのようなデータを処理し、分析ないし記述する作業を行なうためにデータを収集しているのであるから、この過程を当然のことながら含むことになる。

したがって社会調査は、①社会事象を対象とし、②現地調査でデータを直接収集し、③そのデータを処理、分析、記述する、①~③の全作業過程と定義することができる。

研究者が社会調査を行なう場合には、②の実査過程ととらに、③の方法についても慎重な検討が要請される。つまり、データの質の問題と、分析・記述された結果の妥当性・説得性の問題がつねに問われるために、それらを保証する前提条件として、方法の客観性を保持することが必要になる。社会調査におりる方法の存観性を保つには、採用された方法が調査方法として妥当であり、かつ条件次第で他の研究者による追調査が可能であり、さらにデータ収集と処理および分析の方法が明示されていることが必要である。

終末期ケアの資格